被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


抗告理由書提出に伴い1月7日に記者会見=再送=


2022年1月5日(広島)

 本リリースは昨12月28日付けリリースの再送である。

 伊方原発3号機の運転差止を求める広島新規仮処分は広島高裁に舞台を移して戦われるが、2022年1月7日弁護団は即時抗告理由書を広島高裁に提出する。これに伴い伊方原発広島裁判事務局は同日午後1時から記者会見を開く。会場は広島弁護士会館3階大ホール。当日はZOOM併用。ZOOM参加は今回事前申込み不要。記者会見ZOOMアドレスは以下。
 https://us06web.zoom.us/j/86330795561?pwd=c3A2Ty9tdTFyMGFNMHllbEpkUXFyUT09

 記者会見では、抗告理由書の内容について弁護団が説明・解説を行う予定。説明・解説は、理由書全体が河合弘之弁護士、最大争点の地震動問題及び原審である広島地裁決定の問題点については樋口英明氏(樋口氏は今回仮処分に最初から深く関わり、弁護団のアドバイス役を務めている。)、また特に広島地裁決定の最大の問題点である「立証責任論」については井戸謙一弁護士が、それぞれ担当する。なお3氏ともZOOM参加である。抗告理由書は当日データで配布する予定。

 抗告理由書は、7日午前中、抗告人(申立人)2名が広島高裁に直接提出する予定。

 また伊方原発広島裁判事務局は、昨11月4日の広島地裁決定以降、地裁決定文の分析・検討をおこなってきたが、同記者会見で「広島地裁吉岡決定に関する声明~広島高裁抗告理由書提出に寄せて~」を公表する。事務局は22年1月末までに「戦後最悪の司法判断の一つ―広島地裁吉岡決定」と題する冊子(B5版約100頁)を刊行する予定。

 当日は、記者会見ではあるが、事務局は本訴原告や応援団、支援者に幅広く参加を呼びかけ、地裁決定(吉岡決定)の問題点及び広島高裁抗告審の争点について一定の理解と認識共有の契機とする予定。

 なお広島高裁抗告審は、高裁民事第4部(統括判事は横溝邦彦裁判官)に係属することがすでに決まっている。


(了)




【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: https://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2022年1月5日プレスリリースNo.136-1


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