被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


5月16日(日)内部被曝知見交換会


2021年4月15日(広島)

 伊方原発広島裁判原告団は5月16日(日)に「これって放射能の影響? 内部被曝知見交換会」(添付チラシ参照のこと)を開催する。

 福島第一原発事故からわずかに10年しか経過していない中、広島原爆やチェルノブイリ原発事故の被曝被害の長期的影響に照らして見ると、これから本格的に福島原発事故の放射線被曝健康被害が顕在化すると見られている。ところが日本では、被曝影響を「実効線量」(Sv)という非学術的概念で、しかも外部被曝線量のみで評価する習慣が根付きつつある。これでは本当に福島原発事故の健康影響は評価できないことから、放射線被曝影響を「被害」あるいは「その懸念」や「体の変調」から考え、市民レベルでお互いに内部被曝被害に関する知見を深めようと企画された。

 交換会は5月16日(日)午後2時から広島市西区民センター大会議室Aを主会場にZOOM会議形式で開かれ、指定発言者(話題提供者)5人の話に対して専門家コメンテーター3人がコメントを入れる格好で進行する。指定発言者には高東征二さん(「黒い雨」訴訟原告団事務局長)など広島原爆による内部被曝経験者や福島原発事故避難者などが含まれる。また専門家コメンテーターには、原爆被爆者の被曝被害を一貫して治療し、広島の放射線医療を牽引している医師の鎌田七男さん(広島大学名誉教授)や内部被曝のメカニズムをがん治療に応用し、これまで3万人以上の患者を治療してきた医師の西尾正道さん(北海道がんセンター名誉院長)などが含まれる。

 なお原告団は15日からその詳細を公式Webサイトで公開している。

 当日主会場の定員は40人。ただし事前予約が必要。電話、メール、郵送などで予約できる。予約は末尾情報を参照のこと。
(メール申込みの場合はhek★hiroshima-net.orgのアドレスでメール件名に「5.16 会場参加」と記載)
 ZOOM参加の場合はメールで下記メールアドレスに申し込む必要がある。
 メールアドレス:hek★hiroshima-net.org (メール件名に「5.16 ZOOM参加」と記載)

 会場参加、ZOOM参加のいずれの場合も、お名前等身元が明らかにされないケースでは参加できないことがある。詳細は添付チラシ参照のこと。

(了)


御案内チラシ(クリックするとPDFでご覧頂けます)





【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: https://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2021年4月15日プレスリリースNo.118


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