被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


早坂准教授講演会、今度は廿日市市内で


2017年2月23日(広島):
 伊方原発広島裁判応援団は、広島県廿日市地区在住の市民と協同して「廿日市早坂講演実行委員会」を結成し、3月4日(土)に廿日市市内で広島大学大学院理学研究科・早坂康隆准教授の講演会を開催する。

 早坂准教授らのグループは、昨年秋の日本地質学会で四国電力伊方原発の敷地前面海域わずか600mの地点に危険な活断層が存在する可能性を指摘した。これまでの知見、すなわち伊方原発前面海域6~8kmの地点に活断層帯が存在し、この活断層帯(伊方原発敷地前面海域断層帯)がもっとも伊方原発敷地に近い活断層とする知見に大きな一石を投ずることになった。

 四国電力伊方原発の運転は、広島をはじめ瀬戸内海沿岸地域に居住する市民にとって人格権侵害の恐れあるとして運転差止を求め広島地裁に提訴している伊方原発広島裁判原告団とそれを支援する市民グループ伊方原発広島裁判応援団は、この「早坂知見」を極めて重要視、同知見を一般市民に広めようと昨年広島市内で「四国電力伊方原発 広島への危険性 新たな学術的知見」と題して講演会を開催した。
 今回の「廿日市早坂講演」はその第2弾として廿日市地区、大竹地区、山口県の岩国・和木地区在住の一般市民を対象に「伊方原発 瀬戸内海への危険」と題して開催するもの。
(添付チラシを参照のこと)

 同応援団代表の原田二三子さんは「伊方原発が想定以上に危険な存在であることがさらに明らかになったものと思う。今後同種の講演会を廿日市地区のみならず東広島地区や呉・江田島地区などで開催し、多くの市民の間に“早坂知見”を広めていきたいと思う」と語っている。


一、廿日市早坂講演
一、2017年3月4日(土)午後2時~
一、廿日市交流プラザ 多目的ホール A
一、入場無料、予約不要、資料代 500円


2017年3月4日廿日市早坂講演御案内チラシ

(以上)



【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2017年2月22日プレスリリースNo.031


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