被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


本訴第5回口頭弁論と同時に新たに67人が原告提訴


2017年4月17日(広島):
 去る4月13日四国電力伊方原発3号機運転差止仮処分命令申立事件で広島高等裁判所に即時抗告したばかりの伊方原発広島裁判原告団は、19日(水)に広島地方裁判所で本訴第5回口頭弁論期日を迎える。
 第5回口頭弁論期日のために弁護団はすでに広島地裁(末永雅之裁判長、山本由美子裁判官=右陪席、岡村祐衣裁判官=左陪席)に準備書面6を提出している。

 準備書面6では「地震と基準地震動」を扱い、いよいよ裁判は重要争点の一つに差しかかることになる。(期日直後の記者会見で準備書面6全文配布の予定)

 当日のスケジュールは以下の予定。
 4月19日(水):
  午後1時15分ごろ:広島弁護士会館から原告団・応援団地裁前へ行進
  午後2時00分  :広島地裁で進行協議
  午後2時20分(見込み): 第5回口頭弁論
  午後3時00分(見込み): 記者会見・報告会(広島弁護士会館6階大会議室)
  午後4時00分(見込み): 記者会見・報告会終了


 また原告団は第5回口頭弁論期日にあわせて、第3回目の原告提訴(第3陣提訴)を行う。
 第3陣提訴の原告は67人で、2人の広島原爆被爆者、1人の福島原発事故避難者を含んでいる。新原告の中には、作家で著名な反原発論者の広瀬隆さん(東京在住)、中国電力上関原発建設反対運動を永年続けている山口県上関町祝島の清水敏保さん、伊方原発反対運動を永年続けている愛媛県八幡浜市の近藤亨子(じゅんこ)さん、ワールド・フレンドシップセンター広島の館長でドイツ国籍のバーンド・フィニックスさんなどを含んでいる。なお地裁行進では新原告も先頭を歩く予定。


 第3陣提訴原告の内訳は以下の通り。
  一般市民・・・・・・・・・65人(うち1人は福島原発事故避難者)
  広島原爆被爆者・・・・・2人
       計・・・・・・67人


また居住地別内訳は以下の通り
広島県51人、茨城県1人、東京都3人、神奈川県1人、愛知県1人、京都府1人、大阪府1人、岡山県1人、山口県1人、香川県3人、愛媛県1人、熊本県1人、鹿児島県1人、計67人(広島県内比率76.1%)。


この結果原告団は合計212人となった。内訳は以下の通り。
 一般市民・・・・・・・・・177人(うち2人は福島原発事故避難者)
 原爆被爆者・・・・・・・・・35人(広島原爆被爆者28人、長崎原爆被爆者7人)
   計・・・・・・・・・・・212人

 原告団全体の居住地別内訳は以下の通り。
広島県139人、福島県1人、茨城県2人、埼玉県2人、千葉県3人、東京都11人、神奈川県2人、福井県5人、岐阜県1人、愛知県1人、京都府2人、大阪府3人、兵庫県3人、岡山県6人、山口県2人、香川県15人、愛媛県3人、福岡県2人、長崎県7人、熊本県1人、鹿児島県1人、計212人(広島県内比率65.6%)。

(以上)




【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2017年4月17日プレスリリースNo.039


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