被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


伊方3号仮処分広島高裁抗告審決定を視野に広島で報道陣向けレクチャーを開催


2017年10月28日(広島):
広島高等裁判所に係属している四国電力伊方原発3号機運転差止仮処分申立即時抗告事件(野々上友之裁判長)は、9月13日に最終の審尋期日を終え、10月4日に双方の主張書面最終締め切り、12月上旬には高裁の判断が出される予定であり、大詰めを迎えている。同弁護団は高裁の決定を控えた11月22日(水)、広島で報道陣を対象に裁判の進行状況や争点を解説するレクチャー(以下記者レク)を広島弁護士会館で開催する。

記者レクにあたる代理人弁護士は薦田伸夫弁護士(愛媛弁護士会所属)と甫守一樹弁護士(第二東京弁護士会所属)の2人。薦田氏は12年以来松山地裁・高松高裁で展開されている一連の伊方原発運転差止裁判の中心弁護士としても著名。甫守氏は日本ではじめてとなる脱原発裁判専従弁護士。いずれも広島裁判弁護団の中心メンバー。

解説は、裁判の主要争点である「基準地震動問題」「火山灰問題」「司法審査の枠組み問題」などを中心に多岐にわたる。また広島高裁は、抗告人側・相手方双方に2回にわたって求釈明を求めており、10月4日に回答書が締め切られているが、これら求釈明や双方回答書の中身や去る9月13日に開催された第2回審尋期日でのやりとりにも言及して解説する見込み。(なおこれら一連の書面は次のURLで閲覧・ダウンロードできる。
(<http://saiban.hiroshima-net.org/source.html>)
記者レクの後には参加報道陣との質疑応答が行われる。報道関係者(フリージャーナリストを含む)であれば誰でも参加できる。(名刺または身分証明書の提示が必要)また関心のある市民も傍聴できる。(質問は報道関係者のみ)なお、後日(12月1日)、東京においても同様の記者レクを開催予定である。


伊方原発広島裁判仮処分事件広島高裁抗告審報道陣レクチャー(記者レク)
日時:2017年11月22日(水) 午後3時より
会場:広島弁護士会館
参加弁護士:薦田伸夫弁護士、甫守一樹弁護士


【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2017年10月28日プレスリリースNo.045


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