被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
お問い合わせ

「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


福島原発事故7周年
原告団や高裁抗告人が伊方現地の先人たちへ墓参


2018年3月9日(広島-愛媛県八幡浜市)―
 3月11日福島原発事故から7周年となるが、この日伊方原発広島裁判原告団や広島高等裁判所抗告審での広島在住抗告人らが伊方現地を訪れ、伊方原発建設や運転、再稼働に一貫して反対し続けてき、志半ばにして斃れた先人たちの墓参をし、永年の尽力に感謝の言葉を述べると共に、伊方3号炉が広島高裁の仮処分命令によってとりあえず現在運転できないことを報告する。

 「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」(斉間淳子代表)は、2011年3月11日の福島第一原発の事故以降毎月欠かさず伊方原発敷地ゲート前で、伊方原発反対の抗議集会を開催しているが、この日広島からの本訴原告や高裁抗告人らは、午前10時から始まる集会に途中参加した後、昼休憩を挟んで午後から先人たちの墓参に赴く予定。

 墓参を予定している故人は廣野房一氏(伊方原発誘致運動が起こった時から一貫して反対を続けている「伊方原発反対八西連絡協議会」二代目会長で、地主として土地を四国電力に売らなかった。2005年死去)、斉間満氏(1975年八幡浜市で「南海日日新聞社」を創設。40年以上にもわたって反原発運動を貫いた。伊方原発2号炉設置許可取消裁判では原告の一人として23年間裁判闘争を行った。2006年死去)、近藤誠氏(元南海日日新聞の記者で斉間氏とともに死ぬ間際まで反原発を貫いた。77年3月南海日日新聞社入社。2015年10月15日肝臓がんのため死去。4日前の10月11日の「伊方原発ゲート前抗議集会」でのスピーチが最後のスピーチとなった)など。

(了)



【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2018年3月9日プレスリリースNo.054


ページのトップへ戻る