被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


伊方3号炉運転差止決定-広島高裁、四国電力の執行停止申立を却下


2018年3月22日(広島)―
 広島高等裁判所は、伊方3号炉運転差止決定に伴う「執行停止申立事件」(三木昌之裁判長)に関し、22日四国電力に対して申立却下を申し渡した。決定文の中で「命令の執行を停止する理由がない」としている。

 すでに運転差止決定の四国電力申立による広島高裁異議審は4月23日に審尋期日が決まっているが、今回の却下決定は、異議審そのものに大きな影響はないと見られる。

 却下決定の報に接した広島在住の抗告人(申立人)は、「却下の決定は事前に十分予測がついたことですが、却下の報に接し、正直ホッとしています。型通りのことが型通りに行われたに過ぎませんが、伊方3号の運転を止め続けるという私たちの目的からすれば、障害がひとつなくなったという思いです。これで異議審期日に全力で取り組めます。」と述べている。

(了)



【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
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URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2018年3月22日プレスリリースNo.057


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