被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


本訴第12回口頭弁論期日開催


2018年8月7日(広島)
 8月6日、73回目の「原爆の日」に広島地裁で伊方原発運転差止広島裁判本訴第12回口頭弁論期日が開催された。(裁判長・高島義行裁判官、右陪席・大嶺崇裁判官、左陪席・岡村 祐衣裁判官)第11回口頭弁論期日から前任の末永雅之裁判長(18年4月大阪地裁総括判事に異動)から交代した高島裁判長にとっては2回目の口頭弁論期日となった。

 この日住民側は準備書面19(「耐震安全性における1号機・2号機の問題及び座屈の問題について)及び準備書面20(「原発に求められる安全性」)を提出した。住民側は準備書面20で一通りの主張を終わり、これから四国電力側の主張・反論に対する再反論に精力を注ぎ、広島裁判本訴はいよいよ第2ステージに入る。なお四国電力側は、次回口頭弁論期日で住民側の提出した準備書面19に対する反論(ただし1号機・2号機に関する反論を除く)及び準備書面20に対する反論を行うとしている。

 準備書面20は、原発の社会的必要性や低線量被曝の影響などにも触れており、四国電力がどのような反論を展開するかが注目される。
 次回口頭弁論期日(第13回)は11月14日(水)午後2時30分と決まっているが(午後2時からは進行協議)、口頭弁論に先立つ進行協議で次々回口頭弁論期日(第14回)は19年2月13日(水)午後2時30分(進行協議は午後2時から)と決まった。

 なお原告団・応援団はこの日、「原爆の日」の忌日に当たっていたため、乗り込み行進、裁判所前集会、記者会見・報告会など特別な取組は一切しなかった。

 またなお、11月14日の第14回口頭弁論期日で、原告団は第5陣提訴を行う予定。

(了)


【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
e-Mail :
URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2018年8月7日プレスリリースNo.071


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