被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました


臨時総会で新仮処分申立を取り下げないことを決定


2018年10月2日(広島)
 伊方原発広島裁判原告団は、9月25日広島高裁異議審(三木昌之裁判長、右陪席・冨田美奈裁判官、左陪席・長丈博裁判官)の決定を受けて今後の対応を協議するため、広島市内で臨時総会を開き、以下の諸点を正式決定した。

 1.広島高裁異議審決定には不服だが、戦略的観点から最高裁に抗告しない。

 2.現在広島地裁に提訴中の新仮処分申立(昨年12月の広島高裁抗告審で示された差止期限の無効また延長を求めた申立)は、高裁異議審決定を受けても取り下げず、あくまで広島地裁裁判体(裁判長・藤澤孝彦裁判官、右陪席・伊藤昌代裁判官、左陪席・内村諭史裁判官)の判断を求める。広島地裁新仮処分(以下第2仮処分と呼称)は、5月18日に申立を行い、8月3日の第1回審尋期日を経て審理終結し、決定をまつばかりとなっている。

 3.今後広島でも仮処分の戦いを諦めず、第3仮処分提訴の方向性を決定し直ちに準備に入る。

 臨時総会は約2時間半の議論の末、上記3点を決定した後、午後6時ごろ終了した。

(了)


【問い合わせ先】伊方原発広島裁判応援団事務局
〒733-0012 広島市西区中広町2丁目21-22-203
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URL: http://saiban.hiroshima-net.org
プレス担当者:哲野イサク

2018年10月2日プレスリリースNo.077


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