「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました
愛媛県知事 中村時広殿
伊方原発3号機の再稼働同意への抗議声明
福島第一原発事故は、未曽有の凄惨な事故として、世界的にも注視されています。また、以前より指摘されている汚染水問題、近々では除染従事者の白血病発症など数々の課題があがっています。
今回、知事として再稼働の同意を表明されましたが、周辺自治体への説明もありません。閉鎖性海域の瀬戸内海では、過酷な事故がおきれば、放射性物質が滞留し、瀬戸内海は汚染水で死の海になるおそれがあります。現在、電力不足による影響はみられず、再稼働による事故のリスクは多大なものが想定されます。
私たち対岸に暮らす広島市議会議員として、今回の同意表明は、理解できないものであり、抗議いたします。
2015年10月28日
広島市議会議員有志-同
馬庭恭子 近松里子 中森辰一
藤井敏子 村上厚子 中原洋美