被爆地ヒロシマが被曝を拒否する伊方原発運転差止広島裁判
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「ふるさと広島を守りたい」ヒロシマの被爆者と広島市民が、伊方原発からの放射能被曝を拒否し、広島地方裁判所に提訴しました

経過報告-2016年2月27日

2016年2月27日広島本通り街頭アンケート実施報告


 広島地裁に伊方原発の運転差止を求めて提訴を準備中、いよいよ翌28日が原告団結成集会という、その前日2016年2月27日(土)、「伊方原発広島裁判応援団」のメンバーが、広島市内繁華街の本通りで恒例の街頭アンケートを実施しました。

 このアンケートは、「伊方原発が広島市からもっとも近い原発であること」を「知っていた」「知らなかった」の二択問題で応えてシールを貼ってもらう、というもの。

 アナウンス役の“じゃけえさん”が、本通りを行き交う人に「みなさま、アンケートにご協力ください。質問はたった一問です。ご協力いただいた方には、ささやかですが、お菓子を一つ差し上げます」と呼びかけ、アンケートに協力してもらう仕組み。

▼27日はあいにくの冷たい雨模様でした。


▼冷たい雨が強い風でアーケードまで吹き込んできます。

冷たい雨が強い風でアーケードまで吹き込んできます。あまりにも寒いので中止の話もでましたが、実施することに。いつもはアーケードの真ん中でするのですが、今日は雨の避けるため真ん中に人が並んでいました。また、交差点を渡ってきた人の流れも配慮して、道路脇に移動して実施。

▼街頭アンケート開始から約10分

寒いのでアンケートに協力してくれる方は少ないのではと、心配していたのですが、開始10分でそんな心配は吹き飛びました。冷たい雨が降る寒い中、シールを貼ると「お菓子がもらえる」アンケートは、どこかワクワク感や楽しさを感じてもらえたようです。

▼アンケート協力者にリーフレットを渡す堀江さん

若い2人の女性がアンケートに協力。「読んでね」とリーフレットを渡す堀江さん。笑顔で受け取ってくれます。

▼「知らなかった」にシールを貼る女性

アンケートボードを持つ哲野さんが「さぁ、どちらでしょうか?」と聞きます。「知らなかった」にシールを貼る若い女性。哲野さんが「ええっ知らなかった?それはいけませんねぇ、お菓子をどうぞ」と言うと笑いが拡がります。

▼「知ってた」にシールを貼る男性

「知ってた」にシールを貼る男性。堀江さんと哲野さん「ええっ知っておられた?」
哲野「どうやって知られたんですか?」
男性「いや、新聞の報道ですよ。」

▼「知ってた」にシールを貼る女性

「知ってた」にシールを貼ってくれた女性に、堀江さん「ああ知っておられましたか」
女性「テレビで報道してますからね」

▼お菓子を選ぶアンケート協力者

アンケート協力が終わると「お好きなお菓子をおひとつどうぞ」と佐藤さんがお菓子のかごを差し出します。このお二人は「どれにしよう?迷う~」と言いながら楽しそうにしばらくお菓子を選んでいました。これもアンケートのお楽しみのひとつなのです。

▼お菓子を選ぶアンケート協力者

この若い子どもたちも、アンケートに協力してくれ、楽しそうにお菓子を選んでくれました。色とりどりの色んなお菓子は見るだけでも楽しいようです。

▼「知ってた」に貼ってくれた若い男の子

高校生くらいでしょうか?2人の男の子が「知ってた」にシールを貼ります。
哲野「知ってたの?へぇ~どうやって知ったの?」
高校生「社会科の授業で教えてもらった」
哲野「えらい!いや、君らの社会科の先生がね、本当にえらい!」

▼リーフレットを渡す堀江

「知ってた」にシールを貼ってくれた男の子に、読んでねとリーフレットを渡す堀江さん。

▼アンケートに協力して頂いた方とお話する堀江さん

アンケートに協力してくれた女性と、堀江さんがしばらくお話してました。

▼アンケート結果

この日の回答者は、ほぼ全員、質問内容をしっかり読んでシールを貼ってくれました。ご協力いただいたのは106人。そのうち、「知ってた」は23人、「知らなかった」は83人、「知ってた」人は21.6%でした。お話を聞くと、徐々に伊方原発が広島市から一番近いと知られてきているようです。しかし、まだまだ。この程度では広島市民に伊方原発再稼働反対の前提となる条件ができていないということになります。街頭アンケートはしばらく続けなければなりません。

簡単な仕組みですが、街頭アンケートはけっこう人手が要ります。

伊方原発再稼働阻止のため、なにかできることはないかと思っていらっしゃる方がいらっしゃれば、この街頭アンケートに是非参加してください。




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